2015年03月
先月の横浜・大磯に続き、埼玉県6次産業化研究会先行事例調査で、長野県東御市の「永井農場」に行ってきました。
永井忠会長からお話を聞いた中で、気になった言葉をもとに思ったことを書きます。
「どこに売るかという視点で作る」
「生産者であることを前面に出す」
先日、税理士の講演を聞いたときに耳に残った、「カスタマー・フォーカス」「コアー・コンピタンス」とはこういうことかなと思いました。
それをふまえて、「サトルファーム」の「コアー・コンピタンス」ってなんだろうって再度考えさせられました。
上の写真は精米機で、価格は6000万円ほどだそうです。
大きな投資だが、お客様のもとにより良い状態で送ることができるし、取引先が見たときにも信頼感を得ることができると言っていました。
よく言われることですが、6次化といっても業者並みの施設、衛生管理などがないと大手は取引してくれないと。
会長は私たちは生産に使う大きいトラクターなどにはお金をかけない、それよりも売るための施設、お客様のためになることを重要視していると言っていました。
「永井農場」は、いち早く消費者視点を意識して信頼を得ていった。
一見すると会長は農業が好きな気のいい親父さんでした。
農業者としての力量・考え方には、ただただ感銘を受けました。
まだ、地域のために貢献していることなどいろいろ考えさせられたことも多いのですが、今日は思い浮かんだことだけで...
なんだかんだて、外に出ると勉強になります!