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勝負の6年目

2015年04月

15.4.1帽子


この2つの帽子、どちらも農機メーカーのものですが、右のものは私が農業を始めた年に師匠からもらったもので、左のものは実演会で私がメーカーの人からもらったものです。

今日から左の帽子をかぶりました。

初心者マークを外す意味もあったかもしれません。

農業を始めて6年目を迎えました。

新しく始めて経験が少ないからという言い訳も通用しないし、そうする気を持たない意気込みで向かいます。

実際は5年ほどの経験ではまだまだひよっこですが、自分の中ではもう一人前の農家なんだと自覚を持って行動をしなければと思っています。


昨年を振り返ると、2月14日の雪害の影響が大きく、当地では農業を取り巻く状況が激しく変わっていく予感を覚えました。

私の場合は露地野菜農家ですので、被害もありましたが、逆に益をもたらしたものもありました。

具体的には、雪による作業の遅れでねぎの価格が高騰したり、他産地の被害がなすの売れ行き(とくに直売所)を伸ばしました。

悪いところでは、育苗ハウスの再建が遅れて、春ブロッコリーの苗を育てられませんでした。


今年度の目標は、売上では他にない高値だった前年を少しでも上回ること。

病気や畑づくりがうまくいかなかったため収穫量が少なくなったねぎ、ブロッコリーで収量を上げること。

インターネット販売を試みた「とうもろこし当日便」を昨年度より多くし、またそれとつながる野菜販売のコンテンツを増やすこと。

「なすのオリーブオイル漬け」「おさるキムチ」の生産量を安定させ、イベント等で周知させること、です。


それに伴い目標達成に必要なものを用意しなければなりません。

第一に優先させることは、人材の確保です。

予定では7~9月までの繁忙期になすの収穫等をする人、12月~3月までねぎ向きをする人を雇いたいと考えています。

いずれも半日程度です。

同じ人でも構わないし、今年度は労働時間が少ないですが、来年度は中核になる人材を雇用するつもりですので、それになってくれる人でもいいと思っています。

現状の農地面積をフル活用し、サトルファームのステップアップに必要だと考えています。


人材の募集は、近くになったらこのブログに掲載したいと思います。

お近くに農業に興味のある人がおりましたらお伝えください。

ただし、給料は最低賃金に近いですし、労働時間も不安定です。

社会保険には入っていませんが、労災・雇用保険には入っています。


そんなわけでサトルファームも6年目を迎えました。

今後とも末長くよろしくお願いいたします。


サトルファーム 代表  大塚 悟