ニュース・お知らせ

新規就農者あれこれ

2015年04月

15.4.10一農ネット交流会


先日、農水省で開催された「一農ネット」交流会に参加しました。

昨年に続き2度目になります。

前回とは違い勝手も分かっているので、周りを見渡す余裕もありました。


私の課題は雇用労働力をどう使っていくかでしたが、他の人の話を聞き、地域による課題は様々だと感じました。

以下は私の聞いた話をまとめたものですので、間違えなどもあるとおもいますが...

・地域を大切にし信頼を得ているが、そのために自らの仕事があまりできない

・ブランド柿の産地であるにもかかわらず、後継者がいない

・農薬情報の変更をどのようにして皆に伝えていくか

・新規就農を目指しているが、窓口の人間との話がかみ合わない


また私が興味を覚えた人たちもいました。

・都市近郊で多品目を栽培し、都心部で高価格で販売している

・すでに法人化しており、今後多方面への進出を目指している


一人いれば一つの課題があるので、すべては書ききれませんが、みなさん地域・経営作物などそれぞれに悩みを持っています。


前年時に参加した人との再開もうれしかったです。

ハウスを建てていよいよ経営を開始する方や、前回は旦那さん、今回は奥さんがきたご夫婦など、元気な顔を見られました。


私が常々思っていることですが、農業って土地が変われば育て方も違うし、そこで使える機械や道具も違います。

さらに生活の基盤、周囲との交わり方までが影響を及ぼしてきます。

今回の交流会で、みなさんの直接の課題がすぐに解決されるとは思いません。

しかし、似たような境遇の仲間の話を聞くことが、自らの農業を営んでいく上での一助になると思います。


全国に仲間が増えています。何年か経ってみんなの頑張りが認められ、そういえば農水省で会ったあいつだよなあ、って思える日が来るでしょう。

私もそうなれるように努力していきます。

今後ともよろしくお願いします。