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「週刊とうもろこし当日便」6/29

2015年06月

    今週の話題は、私を襲ったアクシデントと「焼きとうもろこし祭り」です。


    それはとうもろこしの収穫中に起こったことでした。

    勢いよく実をもいだら、その反動で茎がしなり、私の目に刺さりました。

    うちの場合は穂を切っているので、茎が棒のようになります。

    今回は切り口が水平だったから良かったものの、もし切り口が斜めになっていたらと考えるとゾッとします。

    眼科で診てもらったら、網膜に傷がついているとのことでした。

    15.6.29目薬


    その日は右側がかすんでほとんど見えず、そのせいでお茶をこぼしてやけどまでしていまいました。

    それが金曜日のこと。


    次の日は、近くの直売所「あおぞら館」で「焼きとうもろこし祭り」が行われました。

    これは、直売所でとうもろこしを販売する若手の有志が行なう一年に一回のイベントで、私が知っている限り、少なくとも6年以上はやっていると思います。

    15.6.29焼きとうもろこし祭り


    こんな感じで店頭でとうもろこしを焼き、中で売っている生のものも買っていただくという趣旨です。

    当日私たちは朝一番からとうもろこしを収穫し、直売所の開店する1時間前から準備を始めます。

    天候があやしく客足が伸びませんでしたが、用意した数百本は終了予定時間の3時前に売り切れました。

    15.6.29焼きとうもろこし祭り2


    私も日の出とともに収穫し、販売時は目の傷のため主に裏方でしたが、最初から最後までやりとおすことができました。

    痛み止めの目薬を30分ごとにつけてやる様は、まるで痛み止めを打って試合に臨むスポーツ選手の心境だと、自分で勝手に思い込んでいました。

    次の日からは安全ゴーグル着用で収穫作業をしています。


    肝心のとうもろこしはというと、明日から直播のところを収穫します。

    少し残念なのは、その後のところですが、雷雨で一部が倒れてしまいました。

    ある程度実が大きくなっているから倒れるわけで、収穫作業が大変になるだけなのでさほど影響は受けません。

    心配なのは穂が出始めたところ。倒れているとうまく受粉ができず、先端不稔(先まで粒が付いていない)になってしまうことです。

    味の方には問題ありませんし、病気ではないのでご安心ください。