2015年08月
8月8日の末広がり、大安吉日なので納車の日しました。
買っちゃいましたよ、セカンドカー!
夏の課題としてあげた短期集中で作業ができるようにすること、これがトラクターを2台にすることで可能になります。
例えば、明日から雨が降るので畑を耕したい。しかし、耕したい面積の半分しかできない。
1台ならです。2台あれば倍になり問題は解消します。
これは単純な数字の計算ではなく、作業が遅れることで雪だるま式に増えていく仕事を減らすことができます。
また例えですが、3日経つと雑草の背丈が倍に伸びるとします。そうするとトラクターで耕耘する速度が2/3になります。つまり、1時間で済むところを1時間20分かかることになります。
これが続いてしまうと、まさに負のスパイラル。何かを切らない限り、どうにも身動きが取れなくなります。
そんなわけで、忙しくないときはあまり使わないですが、必要なものとなります。
たぶん普通の工場などでは、遊んでいる生産設備があるのはマズイのでしょうが、農業の場合、仕事量が一番多い時期・時間が集中するときにうまく対応するための保険としておいて置くのだと思います。
作物は種を播いたり、苗を植えたりする適期があり、それを逃すと極端なことをいえばゼロになります。
そして、一年間ある程度一定した仕事を作るのには、どこかで無理をしなければなりません。
私はそう思います。
この投資がどう影響するかは数年後に明らかになるでしょう。
将来のビジョンとして、私の代わりになれる人材がやってきたとき、この投資は無駄にはなりません。
というか、もうすぐ先に見えているものがあります。
今回購入したトラクターもそうなのですが、借りている土地がどんどん増えています。
もう私一人ではやりきるのに厳しい段階にきています。
ハードは揃い始めました。後はソフト、すなわち人材です。
今後は農作業をするとともに、私の右腕となる人物を探さなくてはなりません。
さて、話は変わりまして、昨年の秋に軽トラの他にセカンドカーを買いました。
通称「みのる号」。
これが大活躍!直売所に出荷するときに非常に重宝します。
少ない荷物なら、農協に出荷物も載せられるし、普通に乗用車としても使えます。
トラクターもこの例にあやかりたいですね。
最後に両方の写真の奥に写っている白い車の伝説についてお話しします。
このクラ〇ン、父の車です。
私が農業を始めたころ父が手伝ってくれて、畑までこの車で来ていました。
軽トラなら珍しくもありませんが、これが軽トラと一緒だと目立ちます。
なすを隣の集落で作っていたので、私を知る人は少なかったのですが、このおかげ?ですぐに名前を覚えてもらえました。
そのせいかどうかわかりませんが、今では住んでいるところより、その集落の借地の方が多くなりました。