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「新・農業人フェア」と2つの台風

2017年11月

これほど天候に左右される10月はありませんでした。

にんにくが植え終わって、ブロッコリーを収穫するぞと思ったら、大型の台風が来ました。

新宿で開催された「新・農業人フェア 就転職スペシャル」に出展した後にちょうど台風がやってきました。


17.10.23クランク


17.10.23田んぼ


17.10.23細野


畑は水浸しになり、ねぎは強風で倒されました。

ようやく水が引けて復旧作業というときにまた台風です。

前回ほどではありませんでしたが、雨量は多かったし、吹き返しの風が強く、直したねぎがまた曲がってしまう畑も出ました。


台風の影響は、ブロッコリーに如実に現れました。

始めの台風で横倒しにされ、3日ほどで起き上がりましたが、生育が全然進まず、収穫が大幅に遅れました。


今日スーパーの地場野菜コーナーに出荷しましたが、10月中に収穫がなかったのは初めてのことでした。


17.11.1秋野菜


さて、「新・農業人フェア 就転職スペシャル」では前回出展した昨年の1月と同様に多くの方がブースを訪れてくれました。

この場を借りて御礼申し上げます。


17.10.21新・農業人フェア


一つ心残りというか、失敗したなと思ったのが、「PRタイム」でのしゃべりです。

緊張してテンパってしまい、話したいことがあったのに時間になってしまいました。

ですが今週行なう農場見学会には4名の方が参加してくれます。


現在の課題は、自分のところで加工品を作る人間がいない。

「埼玉青大丸なす」の加工品を売るために営業をする人間がいない。

収穫体験などをやりたいが、案内できる人間がいない。

ハウス栽培も視野に入れているが、管理できる人材が少ない。

直売用に多品目を作りたい。

いずれも私では十分にできなかったことです。

野菜の生産は大前提ですが、プラスアルファで、広い意味での農業を考えている人です。


それと同友会の経営指針セミナーで法人化すると言ったので、今後はそれに向けて準備をしていきます。

そのためには現状の底上げをし、新たな人材を迎え入れられる体制を整えたいと思います。