ニュース・お知らせ

とうもろこし糖度測定結果と栽培方法

2014年06月

14.6.12糖度計

先日してもらった糖度測定の結果が出ました。

方法はサンプルを3種用意して、それぞれ3本測定しました。
結果は以下の通りです。

サンプルA 11.6 12.8  9.8  平均11.4
サンプルB 13.6 12.8 14.4  平均13.6
サンプルC 12.4 12.5 14.7  平均13.2

同時に行なった簡単な官能検査(食べて評価する)の順位平均は、
B1.67、C1.73、A2.60でした。

ちなみにAはスーパーで売られているもの、
Cはおいしい野菜を作ると評判の地元直売所のベテラン農家さんのもので、
Bが私が栽培したものです。

感想としては、官能検査の総合評価
(①美味しくない②やや美味しくない③ふつう④やや美味しい⑤美味しい)
で、AとCにはあった①と②がなかったのでよかったです。

検査してくれた人の話によると、ここ数日は日照不足なので、
天気が良ければもっと糖度が上がったのではないか、ということでした。


さて、ここで私の栽培方法についてお話したいと思います。

基本的なことは同じです。
播種し、定植、追肥・中耕、防除です。

施肥は元肥は有機質100%の肥料を使い、微量要素を含んだ資材も入れます。
追肥は2回、1回目は有機質入りの化成肥料、2回目は即効性の化成肥料です。

14.6.12葉面散布剤

育苗期と防除時には、葉面散布剤を適宜加えます。(上の写真)

一般の市場出荷用の栽培方法よりコストがかかっています。
でも、そのかけたコストは味に反映されていると今回の結果で確認できたと思います。