2015年04月
先日、農水省で開催された「一農ネット」交流会に参加しました。
昨年に続き2度目になります。
前回とは違い勝手も分かっているので、周りを見渡す余裕もありました。
私の課題は雇用労働力をどう使っていくかでしたが、他の人の話を聞き、地域による課題は様々だと感じました。
以下は私の聞いた話をまとめたものですので、間違えなどもあるとおもいますが...
・地域を大切にし信頼を得ているが、そのために自らの仕事があまりできない
・ブランド柿の産地であるにもかかわらず、後継者がいない
・農薬情報の変更をどのようにして皆に伝えていくか
・新規就農を目指しているが、窓口の人間との話がかみ合わない
また私が興味を覚えた人たちもいました。
・都市近郊で多品目を栽培し、都心部で高価格で販売している
・すでに法人化しており、今後多方面への進出を目指している
一人いれば一つの課題があるので、すべては書ききれませんが、みなさん地域・経営作物などそれぞれに悩みを持っています。
前年時に参加した人との再開もうれしかったです。
ハウスを建てていよいよ経営を開始する方や、前回は旦那さん、今回は奥さんがきたご夫婦など、元気な顔を見られました。
私が常々思っていることですが、農業って土地が変われば育て方も違うし、そこで使える機械や道具も違います。
さらに生活の基盤、周囲との交わり方までが影響を及ぼしてきます。
今回の交流会で、みなさんの直接の課題がすぐに解決されるとは思いません。
しかし、似たような境遇の仲間の話を聞くことが、自らの農業を営んでいく上での一助になると思います。
全国に仲間が増えています。何年か経ってみんなの頑張りが認められ、そういえば農水省で会ったあいつだよなあ、って思える日が来るでしょう。
私もそうなれるように努力していきます。
今後ともよろしくお願いします。