2016年05月
3月下旬から続いていた嵐のような日々がようやく収まりました。
ねぎが忙しくなるのは予定通りでした。
予想外だったのがねぎの価格が高騰したことです。
具合が良くなく普段なら出荷しても割に合わないねぎが、なんと普段の一番良い価格並みに売れるほどでした。
予め人員を増やしていましたが、さらに増員しました。
4月上旬からは新人の堀くんも加わりました。
なんとかねぎの目途が立ったとき、一陣の風が私に語り掛け、私は嵐の中に飛び込むこととなりました。
春ブロッコリー。
一つの畑をまるまるいただき、もう一つの畑は収穫を任されました。
やると決めたからにはすべて出荷する。
ねぎをやりながら、ブロッコリーも収穫する、二兎追いを始めました。
ブロッコリーは手ごわく、サトルファームの最高日量出荷量の1.5倍の日もありました。
僅か20日ほどの間にサトルファームの年間出荷量の半数近くになるブロッコリーを収穫しました。
逆にねぎは面積の割に数量が少なかったので、負担が軽減されました。
この二兎追いで得たものは、物・心の両面で大きかったです。
ただ、そのために力を注げないものや切り捨てられたものがあります。
何かを得るためには何かを捨てなければならない。
欲張りの私でもわかっています。
なすは今日トンネルをはがしました。
例年より細やかな管理ができませんでしたが、まずまずの生育です。
一番早いとうもろこしです。
とうもろこしは劇的に嵐の影響を受けました。
詳しくは後ほどお知らせします。