2016年05月
春の嵐が過ぎ、ようやく今年度の野菜の栽培に集中しています。
皆様からお問い合わせが多かったとうもろこしの状況からお知らせいたします。
"一番早い畑です"
"もうこんなに大きくなっています"
もうすぐ出荷を迎える畑がある一方で...
一昨日播種した畑。前回の播種より、実に40日経過しています。
当然空白期間の収穫物はありません。
簡単に状況と予測を記します。
・6月上旬
一番順調に育っている。ただ乾燥時に灌水しなかったため、小ぶりのものが多い。
・6月中旬~下旬
凍害を受けたところ。盛り返したものもあるが、生育のわるいものもある。ばらつきが大きいと思う。
さらには植え遅れのところは、商品にならない可能性が高い。
・7月上旬~中旬
ここが大きな谷間となる。
お中元にお使いの場合、誠に申し訳ありませんが、時期を早めていただけたらと思います。
・7月下旬~
例年通り作付けする予定です。
品質は天候に左右される率が高い時期です。
今年は安定した収穫ができません。
商品がある間は、「とうもろこし当日便」優先で出荷する予定です。
直売所やスーパーの地場野菜コーナーでお買い上げいただいている方、ご承知下さい。
さて、その他の作物の状況です。
ねぎはここ2日間植えましたが、まだ全体の5分の1程度です。
今年は状況が変わったこともあり、一度に植えませんでした。
早く植えたものはわずかながら収穫しています。
その一方で、まだ植えていない苗があります。
ハウスに植えたトマトも収穫が始まりました。
正直味が凝縮しておらず、おいしいとは言えない出来です。
今まで近所の農家さんやトマトを栽培している友人にもらって食べていたのが基準でした。
それと比べると物足りないです。
ちょっと植えただけではダメですね。
でも普通に食べられるので重宝しています。
上里イオンのベルクの地場野菜コーナーに置きましたので、気が向いたら味を見て下さい。
この後は、ソルゴーなどの緑肥を播く作業があります。
耕耘も遅れているので、うまく作業しないと秋野菜にまで影響してしまいます。
適度に雨が降る、こちらにとって都合のいい天気になることを祈るのみです。