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「週刊とうもろこし当日便18」7/2

2018年07月

暑い、暑い、暑い日が続いています。

最高気温が35℃ごえの猛暑日が続きました。

雨も降らず、梅雨のお湿りも一気になくなってしまう天気です。

野菜にとっても、人間にとっても厳しい日々が続きました。

そんな中で、今週は2つのイベントがありました。


まずはブログの中でも述べてきた「ポタジェ~食べる通信 from 埼玉~」の企画です。

情報誌と一緒に届ける野菜、その発送の準備が朝一番であります。

まずはとうもろこしを収穫、選果します。

続けてなすの収穫と袋詰めです。

「埼玉青なすのなら漬」も加え、3点セットに情報誌が入ります。


18.6.28ポタジェ


18.6.28ポタジェ2


6月28日から出荷を始めましたが、成長が早すぎ品質の低下も早いので、30日の土曜日で一つの畑を終わりにしました。

今日から新しい畑の収穫をはじめましたが、収穫の前進は直播の畑まで影響を及ぼしています。

品質の低下を詳しくいうと、日中の温度が高いのでエネルギーをためることが出来ず太ることが出来ません。

初期のころと比べ、細長い形になります。

太くならないでも成熟はするので、小さいまま食べごろを迎えます。

前の感覚で収穫していると、過熟になってしまいます。

水分がなくなるとなおさらです。

さらには苗の場合は、直播と比べ根の張りが良くないので、水分を吸えずに実がしなびてくるのが早く感じます。

例年なら7月下旬ごろに訪れる天候です。

ポタジェの時にちょうどぶつかってしまいました。


もう一つの重要なイベントは以前に農業体験として、とうもろこしと枝豆の種を播きました。

その収穫の時期が来ました。

枝豆は、少しピークを過ぎ、とうもろこしはギリギリ熟しているという微妙な時期でした。

しかし、この暑さと乾きでは来週まで持ちません。

来週も収穫体験を行ないますが、今回は3家族が来てくれました。


とうもろこしと枝豆、さらにはなすと青なす。

自分で播いたとうもろこしを収穫してもらいました。

自分で播いたものを自分で収穫して食べられるなんて幸せ、との感想をいただきとてもうれしいです。

今回もTさんにヘルプを頼みましたが、体験って一人で応対するのは難しいですね。

一緒におもてなしが出来る人を探すのが課題です。


18.7.1農業体験3


18.7.1農業体験4


18.7.1農業体験5


18.7.1農業体験


18.7.1農業体験2


そして今日ですが、サトルファームのとうもろこしを使った焼きとうもろこしパンができたとFBで見たので、「パンcafe麦と豆」に行ってきました。


18.7.2焼きとうもろこしパン


猛暑の影響は他の作物にも出ています。

なすも水分不足でつやがなくなり、出荷できないものがかなり増えてきます。

対策としては通路に水を流します。

18.7.1なす通路灌水


とうもろこしは新しい畑に行くと再び獣害があります。


18.7.1都島(神社)食害


18.7.1都島(神社)足跡2


18.7.1都島(神社)足跡


今年は風のように流れていったというのが感想です。

とにかくスピードに圧倒され、獣害が近年で一番だったことも忘れさせられるほどでした。

週末7日の土曜日は浦和駅で「県庁朝市」のメンバーと販売をします。

このイベントが終わると、ちょうどとうもろこしも終わりを迎えます。

あとは8月収穫予定の直売用があるくらいです。

「とうもろこし当日便」は今週末をもって終了の予定です。