2019年04月
苗の定植が終わり、直播の季節に入りました。
「とうもろこし当日便19」の様子をお伝えします。
正直言って、最悪に近い状態です。
先に言いますが、天候ではなく、人間(私)によるものなので慰めの言葉はいりません。
販売する立場として、現在までの経緯を説明します。
まずこちらの写真をご覧ください。
凍害を受けた苗です。
ハウスの中に小トンネルを作り、そこに保温マットをかけるのが例年やっている育苗方法です。
今年は保温マットをかけずに育苗しました。
夜はいつも小トンネルのビニールを閉めるのですが、横着をする日がありました。
その結果がこれです。
3割くらい凍害でダメになりました。
大丈夫そうな苗を選んで植えましたが、凍害で受けたダメージもあり、畑に植えてからの生育が良くありません。
枯れてしまったものも結構あります。
さらには畑の準備も遅れ、いい状態で植えることができませんでした。
・いつ植えてもいいように畑を万全の状態にしておく
・苗を適期に植える
上記の条件を基本として、いい苗を作るために管理をするわけです。
今回はすべての条件を満たしておらず、当たり前のごとく生育が悪いです。
焼け石に水ですが、やらないよりはマシと一度トンネルをはがし、一株一株に水をやりました。
いいものはできませんが、少しはマシになるかなという気持ちの問題です。
初めのトンネルを作るとうもろこしは、うまくいきませんでした。
一方で、畑に直接種を播く、直播も始めました。
こちらは期待してもらって結構です。
順調に発芽してくれればと願うばかりです。